女子大生会計士(原作:山田真哉、漫画:左菱虚秋)
「女子大生会計士」(原作:山田真哉、漫画:左菱虚秋)を読みました。
会計をテーマにした漫画となっています。原作の山田真哉さんは結構有名な本を書いている人で「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」や「食い逃げされてもバイトは雇うな」などの新書を本屋で見たり、実際に読んだ方も多いかと思います。
その著者は、かなり前に会計をテーマにした小説を書いており、それがこの女子大生会計士となります。
漫画を担当するのは「ガンオタの女」を書いた左菱虚秋さんです。以前に「1巻」「2巻」を紹介済みです。
原作有りの作品のため、安心して読める作品です。テーマが会計ということもあり、やや堅苦しい説明もあるものの、少しでもこの分野を勉強していれば、勉強した範囲と絡め合わせて知識を深めることもできます。
絵は凄いうまいというわけではありませんが、安心して読める範囲内のクオリティで、逆にこの内容のテイストにあっているようにも思えます。
ギャグを織り交ぜつつ、時にはシリアスに話が進みますので、その差を楽しめたら良いのではないでしょうか。
巻数が書いていないため、これで終わりの可能性が高いのですが、この内容でしたら続巻も期待したかったところです。