ひとりぐらしも9年め(著:たかぎなおこ)
「ひとりぐらしも9年め」(著:たかぎなおこ)を読みました。
過去に『ひとりぐらしも5年め(著:たかぎなおこ)』を紹介していますが、その続巻といったところです。
一人暮らしを題材にしたコミックエッセイとなっています。漫画のコマ割りではなく、イラストと文字をうまく配置して話を進めています。
一人暮らしをしてかなりの年数が経過したこともあり、5年めで書かれたような初々しさは失われつつあります。
逆に、一人暮らしをしている人なら、あるある、と頷くような事柄が前巻以上に増えているように思えます。
とりわけ、スーパーの食品半額セールの時間帯の話などは、自身でもよくやっているため、心境等がよく分かります。
この他にも、ゴミの回収が早くて出せないという話なども、経験者が多いのではないでしょうか。
自宅が仕事部屋も兼ねるという仕事であるため、そうした描写も類似しているところが多く、さらに共感を覚える次第です。
次は何年めで発売するのかわかりませんが、次巻も期待したいところです。
もしかしたら、「ふたりぐらし1年め」とかになるのかもしれませんが。