お母さんという女(著:益田ミリ)

「お母さんという女」(著:益田ミリ)を読みました。

過去から何度も紹介している益田ミリさんの作品です。

4コマのコマ割りで書かれた漫画と文章との2つのパートに分かれた内容となっています。漫画のみではないので、この点は注意が必要です。

過去に発売された作品を大きめの判にするにあたり、絵を書き換え、追加もしているとのことです。

いつもながらののんびりした内容が大半ですが、気になる内容もありました。

それは、母がその母の介護をするというお話。

このあたりの話は、『結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日(著:益田ミリ)』にも絡んでくるのかと思います。

痴呆の祖母が母に介護をしてもらうという話ですが、その祖母は母のことを娘という認識ができず、姉妹というように受け止めているようで。すーちゃんの方に書かれている内容と類似していることを考えながら読むと、少し悲しいものがあります。

「すーちゃん」シリーズを読んでいた方であれば、一読してみるのも良いかと思います。

それにしても「すーちゃん」シリーズの新刊はいつ出るのか、こちらも気になるところです。