特上カバチ!! カバチタレ!2 10巻(原作:田島隆、漫画:東風孝広)
「特上カバチ!! カバチタレ!2 10巻」(原作:田島隆、漫画:東風孝広)を読みました。
「カバチタレ!」は、基本、法律を題材にした漫画となっています。以前は「カバチタレ!」という名前で漫画になっていましたが、一区切りついたところで新たに「特上カバチ!! カバチタレ!2」という名前で再スタート。登場するキャラクター達は引き続き変わらずの登場です。
「ナニワ金融道」という漫画なら知っている人も多いかと思いますが、系統としてはこの系統です。
人情がありつつ、法律を用いてさまざまな問題に対応していきます。法律に関する知識をつけつつ、楽しむことができる点が魅力のひとつでしょう。もちろん、この漫画で読んだ法律が永遠に変わらないというわけでもなく、また、漫画で得た知識のままで余計なことをすべきではありませんが。
ただ、こういった漫画ででも知ることで、安易に馬鹿を見ることは少なくなるのではないでしょうか。これは金に関して扱っている「ナニワ金融道」でも同様のことが言えます。
「ナニワ金融道」とともに成人後は一読しておいても損はない漫画です。文庫サイズで全10巻で発売されています。
「カバチタレ!」の方も、文庫サイズで全10巻で発売中です。
で、今回の「特上カバチ!! カバチタレ!2 10巻」ですが、9巻から続いた離婚の話の完結と、新たに親権を振りかざす親の話が開始されます。この親権の話では、父親がバクチにハマっているのですが、母親は一応まともだったりします。しかし、この母親も過去にアホっぽい行動をとっており…。こうした人間模様が楽しかったりします。それにしても、「ナニワ金融道」も「カバチタレ!」も、ダメな人間の描写が、本当にダメっぷりを表していて面白かったりします。こうはならないように、日々生活をしていかなければいけないな、と、改めて思います。