まんねん貧乏(著:得能史子)

「まんねん貧乏」(著:得能史子)を読みました。

エッセイ漫画です。漫画、といってもコマ割をしているわけではなく、1ページに適当に絵と文字が描かれています。

絵柄は表紙にあるような感じです。

つい先日、「まんねん貧乏 2巻 年収19万円編」も発売されています。

両方を読んだ感想としては、第1巻の方が面白かったかな、といったところです。単に2巻目の時の方が、1巻と比べて収入が上がっているから、というだけでなく、良いネタは第1巻に使い切ってしまった感があるためかな、と。

あと、たぶん、具体名は書いていませんが、ペッパーランチらしいバイトの話も書いてあり。働いている人が漫画で書いてあるような人達であるならば、大阪で起きた監禁事件のようなことが起こるのも頷けるかな、と。違う可能性もあるのでなんとも言えませんが。

ただ、ためになったというか考えさせられた部分もあり。こういったお店でのマニュアルに関して書いてありました。何々をしなければいけない、何々はしてはいけない、といった決まりの一部が載っていました。このマニュアルの一部を見て、もしかしたら普段行くスーパー等でも同じ縛りがあるのかな、と、改めて感じた次第です。

よく行くスーパーで、レジ袋はいらないと常に表示していて、レジ袋をいらない人にはスタンプカードを、という流れの中で、いつもスタンプカードはいらない、と言っているのに、毎回毎回聞いてくるスタッフを見て、いい加減に覚えろよ、と思ったものの、マニュアルで常に尋ねるようになっていたのであれば、それも仕方ないのかな、と。

こう考えると、普段、相手の対応がおかしいな、と思ったところでも、それがマニュアルなのであればと思えば、納得できる部分も出てくるのではないでしょうか。

単なるエッセイ漫画なのですが、少し考えさせられました。