こどものじかん(著:私屋カヲル)

「こどものじかん」(著:私屋カヲル)を読みました。

小学生を題材にした漫画です。

ずいぶんと前から書店で平積みされていたのを見ていたので、存在は知っていましたが、別にロリコン趣味はないため、今まで読まずにいました。

ですが、つい先日、テレビアニメが開始されたのですが、一部地域では札幌で起きた教頭児童売春事件に絡み、放送が注意されたとのニュースがありました。このニュースで興味を示し、どういった内容であるのかチェックするために読むことに。現時点で4巻まで発売されています。

内容は、単なるロリコンものと思っていた認識は誤りであった、と。登場するのが小学生3年であったり4年であったりの年齢のため、また、お色気要素もあるため、人から見ればロリコン色もあるのでしょうが、それ以上に話の部分に惹きこまれるものがありました。個人的には感動系だと思っています。

具体的に言うと、学校教育の難しさであったり、子供との接し方、家庭環境などなど、子供や学校、そして教職員が抱える問題を随時取り上げている点に好感が持てます。

1巻目から、こうした問題提起のようなものが含まれていますので、ロリコンものはどうも、と思っている人も、まずは1巻だけでも読んでみてはどうでしょうか。

私も1巻だけ購入し、様子を見ようと思いましたが、その後4巻までまとめ買いしました。

アニメ派の人は、アニメの放映が行われているので、そちらをチェックするのも良いかもしれません。

DVD「こどものじかん」も予約を開始しているようです。amazon.co.jpで検索するとアダルトでなぜかいくつか引っかかるのですが、それは違うものです。ご注意を。