オトメン(乙男) 4巻(著:菅野文)

「オトメン(乙男) 4巻」(著:菅野文)を読みました。

著者の「菅野文」は「かんのあや」と読みます。

女性が好みそうなものを好む男性「正宗飛鳥」が主人公の漫画です。少女漫画誌「別冊花とゆめ」にて連載されています。

オトメンとは次のようになっています。下記は単行本の説明より。

1:乙女的趣味・考えを持つ若い男性。
2:料理・裁縫など家事全般に才を発揮する若い男性。
3:乙女な心を持ちつつ、男らしさを兼ね備えた若い男性。

主人公の正宗飛鳥はオトメンなわけですが、逆にヒロインの「都塚りょう」が男前な人物で、上記とは正反対の正確になっています。

で、3巻では、そのお父さんとの話や花園に関する話、海の家での話などが掲載されています。

最初のお父さんとの話は、思わず感動。いい子だなぁ、としみじみと感じます。

海の家の話では、オトメンだろうがなんだろうが、才に秀でている人はすごいな、と。

漫画の中ではオトメンであることがマイナスであるように捉えられていますが、現実世界でもテレビでその手のキャラクターが多数出てきていますし、今後はもう少しポジティブに受け止められるのではないでしょうか。逆にいうと、今回の花園の話は假屋崎省吾をモチーフにしたのかな、とも取れなくはありませんね。