すごい実行力(著:石田淳)
「すごい実行力」(著:石田淳)を読みました。
最近の本のタイトルでは強調するところに鍵括弧をつけることが多いのですが、ここでは面倒なので普通に実行力と書いています。正確には『すごい「実行力」』というタイトルです。
特に会社勤めでない身としては、モチベーションの維持というのが必要になります。このため、この手の本を読むことで、意識を出来るだけ上に向けるようにしています。
今回読んだ「すごい実行力」ですが、実行するにはどうしたらよいのか、ということをテーマとして取り上げています。
人はたいてい怠ける方に向かおうとします。今すぐ始めればいいのに、明日やればいいや、と思い続けて何年も過ごしている人も多いかと思います。
では、なぜそういう状況が生まれるのかを紐解いています。
単に意識が弱い、というのではなく、「行動科学」という観点から捉え、どうしていけば解決できるのかを具体例と共に紹介しています。
読んだところ、簡単に言うと、「飴」を用意しましょう、といったところでしょうか。その飴を得る時期は比較的簡単にすることから始め、継続させることの重要性を説いています。
他にもいろいろなことが書いてありますが、キーとなるのは「飴」のようです。
結局、やればいいんでしょ、ということでしか思えないのであれば、失敗する可能性が高いでしょう。
本書に書かれている内容を実行することが、継続的な実行を比較的容易にすることになるかと思います。
何かに取り組もうとしてもやる気が起きない、長続きしないなどが見られる人は、一読してみる価値はあるかと思います。文庫サイズでページ数も170ページ以下とやや少なめなので、読みやすいです。
コメント
めろんぱん
明日やれることは、明日にしよう。
今日という日は二度と来ないのだから。