もやしもん(著:石川雅之)

「もやしもん」(著:石川雅之)を読みました。

テレビアニメ化され、人気を博している…と思われる漫画です。

正直、本屋で平積みされていてもスルーしていたのですが、たまたま見たテレビアニメの数分で、本の購入を決めました。

一読した感想は…。

テレビアニメ版の絵が比較的良かったので購入したのですが、テレビ版とはやや異なる画風だったので、少々がっくり。

1巻の途中まではそれほど面白いとは思わず読み続けていたのですが、1巻の中盤からだんだんと面白くなり。別に何か話が急に変わったというわけではなかったので、単に慣れたのかもしれません。

その後は現在発売されている5巻まで一気に買い、読みました。

個人的にお酒関連には興味があったこともあり、酒の話が比較的出てくることにも好感を覚えました。純米酒の精米歩合の基準がいつのまにかなくなっていたということをここで初めて知ったのも好印象。

漫画の内容としては、農業大学を舞台に繰り広げられる話で、また、主人公が「菌」を目視することができることから、かわいらしく描かれた「菌」も多数登場します。正直、説明が細かすぎるという部分もありますが、知識をつける意味でもざっくりでも読んでみると良いかと思います。

読む人を選ぶ漫画だとは思いますが、確かに人気が出るのもうなづける、そんな漫画です。社会人を中心に知的好奇心向上のタネとしてお勧めします。