特上!カバチ!! カバチタレ!2 11巻(原作:田島隆、作画:東風孝広)
「特上!カバチ!! 11巻」を読みました。
既に『特上カバチ!! カバチタレ!2 10巻(原作:田島隆、漫画:東風孝広)』である程度語ったのでご存じかと思いますが、「カバチタレ!」の続編にあたるシリーズになります。
10巻に続き、親権を用いて借金などをする父親と、それに悩まされる母子、そして、子の彼女などに焦点を当てて語られています。この話はまだ完結していないので、12巻に話が持ち越しとなります。
借金絡みは「ナニワ金融道」など読んでいると、いろいろ大変ですね、といった感想を持てるのではないでしょうか。
父親のダメ人間ぶりは言うまでもないのですが、母親の決断力のなさというか、そういったのも垣間見れ、なんとも気持ちがすっきりしない内容です。
ただ、子とその彼女はものすごくまともなため、何となく円満な解決になればと望みます。子もやや甘いところはあるのですが、それは年齢的にも未成年なので、見逃さなければいけないかな、と。
結果がどうなるのか楽しみな、そんな本です。