桃色書店へようこそ(著:わたなべぽん)

「桃色書店へようこそ」(著:わたなべぽん)を読みました。

古本などを扱う書店員によるコミックエッセイです。

というと、普通の本屋に思うかもしれませんが、アダルト系グッズなども扱う本屋です。

そこに女性店長として働く著者のコミックエッセイとなっています。

ちなみに、この本を買った理由は、楽天で選んでいた時にパーソナライズされたスペースにこの本の紹介がされていたからです。たぶん、普段からコミックエッセイを買っていたから、表示されたのでしょう。

さて、内容は…。

先にも述べたように、アダルト系グッズを扱っているお店ということもあり、そっち方面の話が多いです。

ですが、客とのやり取りやお店の運営などが中心のお話のため、あまりコテコテした内容ではありません。

姉弟が古本屋に遊びにきて長居していたのを店長が時間も遅くなったから家に帰るように言った時の話や、保護者による店頭チェックのお話には、少し涙。

エロ目的で購入するよりかは、こういった世界もあるんだな、といった感覚で読んでみると良いでしょう。男性なら他の男性の考え方や、女性店長の視点を見るのも良いですし、女性なら、男性はこんなことを考えているのか、といった観点で読んではどうでしょうか。

ちなみに、2巻目の題名は「桃色書店へようこそ フィニッシュ!」となっていて、既に発売されています。1巻を読んで面白いと思ったら2巻目もどうぞ。