魁!!男塾(著:宮下あきら)

「魁!!男塾」(著:宮下あきら)を読みました。現在、文庫サイズで全20巻で発売されています。

何やら実写ドラマ化が決まり、店頭でも平積みされているのを見かけることがあります。

「民明書房(みんめいしょぼう)」とか「わしが男塾塾長江田島平八である!!」などが有名な漫画です。週刊少年ジャンプにて1985年から1991年まで連載されていました。

後半のグダグダ感を見ると、当時のこの漫画の置かれた状況が窺い知れる、そんな漫画です。キリの良い「天挑五輪大武會編」で終わっていれば名作だったのかもしれませんが、さらにバトルを繰り広げる「七牙冥界闘編」を展開し、たぶん人気がなくなったから途中で強引に終わらせた、そんな感じがする内容です。もちろん、それまでは面白かったので、読む価値はありますが。

この漫画以降に著者の「宮下あきら」が書いた漫画で「天より高く」「曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」「天下無双 江田島平八伝」など、「魁!!男塾」に登場したキャラクターや関連する話が掲載されているようなので、ちょっと読んでみたい気になりました。

ただ、「天より高く」は連載が終了しているのですが、文庫サイズで発売されておらず。さすがに今から普通のコミックスを27巻分購入するのは厳しいので、早く文庫化されることを祈ります。

「曉!!男塾 青年よ、大死を抱け」は連載中で、すでに18巻を突破。こちらも読むかどうか迷うところです。