チャンスがやってくる15の習慣(著:レス・ギブリン、訳:渋井真帆)

「チャンスがやってくる15の習慣」(著:レス・ギブリン、訳:渋井真帆)を読みました。

自己啓発に関する本です。

主に、人と接する時にどうすれば良いのか、という点について書かれています。

大きくわけて15に分かれた内容を掲載。

一つ一つに対する説明は短めで、文章量としてはかなり短いと言えるでしょう。本の帯に1時間で読める、と書かれていますが、普段本を読まない人でもこれくらいの時間で読める、それくらい少ない量となっています。

文章量が少ないからといって、内容が薄いというわけではなく、書かれている内容を一つでも多く実践していくことで、人との接し方に大きな影響を与えるかと思います。

書かれている15の習慣は次のようになっています。

1:人間は自分にしか興味がもてない、と知っておく
2:相手のことだけを話題にする
3:認められている、と相手に感じさせる
4:とにかく、同意する
5:聞き役に徹する
6:相手の求めているものを見つける
7:あなたの意見は「ある人の意見」として語る
8:「ノー」とは言わせない状況にする
9:会った瞬間に笑顔を向ける
10:1日3人、ほめ言葉をかける
11:相手のミスに、怒りで反応しない
12:「ありがとう」と、声に出す
13:自分には価値がある、と信じる
14:5つのルールを守って話す
15:この習慣を実践する

15番目のこの習慣を実践するは置いておいて、他の項目で自身がどれくらい当てはまるのかチェックすると良いかと思います。

個人的な話としては、5に関しては自身があります。もっとも、なぜ聞き役に徹するかというと、自分から話す内容がないから、というのが大きいですが…。

これら15の習慣の具体的な意味は、本を読むことで知ることができるでしょう。特に、秘訣を短い文章で表しているので、習慣を読むとともに、秘訣でどうすれば良いのかの道しるべを見つけましょう。

人と接しない、などということはないと思いますので、出来る限り早い段階でこの本を一読することをお勧めします。もちろん、社会人になってからでも読むと読まないのとでは大きくその後が異なるでしょうから、読むに値するでしょう。