誰も書けなかった年金の真実(著:辛坊治郎)
「誰も書けなかった年金の真実 あなたがもらえなくなる日」(著:辛坊治郎)を読みました。
「辛坊治郎」は「しんぼうじろう」と読みます。テレビ番組のニュースの新聞チェックで登場して以来、結構好きな人だったりします。その辛坊治郎が年金に関しての本を出しました。実際にご自身で文を書いたのか、吹き込んだのをライターが書き起こしたのかはしりませんが。
タイトル通り、年金に関する本です。
年金の問題点を上げていくとともに、当然、それを管理している社会保険庁の話なども取り上げます。
ただ、結論としては、やはり年金は払っておいた方がいいだろう、ということになっています。それは、将来のため、というよりかは、障害者年金を考慮してのことだそうです。もし、20歳以上になって年金を払っておらず、障害者に該当する状況になった時、障害者年金を受け取れないからです。障害者になれば、どこかしら生活に不自由が発生し、収入面でも安定しなくなる可能性があります。そうした状況で、障害者年金がもらえないのは辛いのではないでしょうか。障害者にはいつなるかわからないため、この備えが出来るという点で、年金に加入する価値はあるでしょう。
他にも、どうやって年金未払いに対応すれば良いのかなども記載されていますので、50歳以上の方は一度読んでおくと良いでしょう。若い人も今の年金制度がどうなっているのか、自分たちの老後は、本当に年金制度がどうっているのかを把握するためにも一読してみてはどうでしょうか。