哭きの竜外伝 4巻(著:能條純一)

「麻雀飛翔伝 哭きの竜外伝 4巻」(著:能條純一)を読みました。

オリジナルは、外伝を抜かした「哭きの竜」。「なきのりゅう」と読みます。1985年から連載されていた漫画で、全7巻で一度完結しています。

原則麻雀漫画ですが、ヤクザが多く登場する点が他の麻雀漫画と異なります。主人公の竜の強運を求めて、ヤクザがいろいろと動きます。

その続編ということで、今回もヤクザ絡みの話中心です。もちろん、麻雀を打つことは打ちますが。

このため、登場人物の把握にやや難があります。

麻雀の方は荒唐無稽な状況が繰り返されるので、リアルなものを求める人には適しません。まあ、ヒーローが悪を必殺技で倒すような麻雀といえば、どういったものか、理解できるかと思います。

私もこんな麻雀を打ってみたいものです。

昔、「哭きの竜」を読んでいたけれども、外伝が出ていることを知らなかった人を中心に読んでみると良いかと。前作を読んでいないのであれば、ぜひ前作をチェックしてもらいたいものです。麻雀漫画の名作の一つです。