勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力(著:勝間和代)

「勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践」(著:勝間和代)を読みました。

タイトルが無駄に長いのは、ネット検索で引っかからせるためでしょうか。

そんな話は置いておいて、過去に何度も勝間和代さんの本を読み、紹介してきましたが、新作が出たので再び紹介します。

今回の本は、どのようにビジネス思考力をつけて行くのかという話を中心に取り上げています。そのために基礎となる力を7つプラス1つとし、各項目に分けて詳細にまとめています。

「論理思考力」「水平思考力」「視覚化力」「数学力」「言語力」「知的体力」「偶然力」の7つがメインです。最後の一つは、これらをすべてまとめた「フレームワーク力」となるのでしょう。

文字だけ見てわかりやすいのは視覚化力、数学力、言語力あたりでしょうか。知的体力もなんとなくわかるかと思います。他に関して、これはどういったものなのか興味があるのでしたら、ぜひ一読しておきたいところです。

相変わらずの文量で、ページ数は全部で300ページ超と、かなり長くなっています。しかし、各項目を分割して読んでいけば、それほど苦にならない量かと思います。ギチギチに文字が詰まっていないことも読みやすさに繋がっています。

難しい言葉を、専門知識に疎い人にも読めるような文章にまとめている点は過去の著書と同様です。

ビジネスに対する考え方を学びたい方を中心に一読されることをお薦めします。すでに考えを固めている方も、何かしら役に立つ話があるかもしれません。自身を再認識する意味でも、読む価値はあるでしょう。

ちなみに、電車内で読んでいたら、別の女性の方もこの本を読んでおり。同じ本を電車内で同時に読んでいる人がいるとは思いもせず、ちょっとビックリ。それだけ同著が売れているという証左でしょうか。