好かれれば9割成功 嫌われれば9割失敗(著:前田大輔)
「好かれれば9割成功 嫌われれば9割失敗」(著:前田大輔)を読みました。
人に好かれるにはどうすればいいのか、また逆に、人に嫌われるのはどういった状況なのかについて語っています。
単にそういった状況を語る本ではなく、心理学的な見地から取り上げているのが特徴です。
買う時にはまったく気が付きませんでしたが、読み進めているとそういった内容でした。
実は仕事の関連もあり、ここでは未紹介ながらも、ここ半年くらいの間に、この心理学的な話の本を複数読んでおり。知っている人は知っているかもしれませんが、NLPやTA(Transactional Analysis・交流分析)など、この手のワードについてピンと来る人であれば、本書の内容も読まずに大方理解できるかと思います。
実際役に立つのかどうか、と言われると、立つでしょう。
しかし、この通りに実行することが、はたして自身にとって良いのかどうかは、時として迷うこともあるかと。
少なくとも、自身が、この通りに実行したいとは思いません。もちろん、仕事上でなら、やることもやぶさかではないのですが、仕事で人と接することは乏しいので、そもそも実施する機会がなかったり…。
逆に、営業職や接客を要する職種などを中心に、仕事をされる方は読んでいくと良いでしょう。大体の理解ができたのであれば、先に述べたNLP・TA(Transactional Analysis・交流分析)絡みの関連書を読み進めていくことで、さらに磨きがかかるかと思います。
ただ、これらを知っている人にあからさまにやってのけると、たぶん拒否反応を示すと思いますので、実施は計画的に。
ちなみに、「オーディオブック版」もあります。満員電車や移動に時間を要する人は、オーディオブック版を購入してみるのも良いでしょう。