美味しんぼ 102巻(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)

「美味しんぼ 102巻」(原作:雁屋哲、作画:花咲アキラ)を読みました。

新聞報道でもあったように、主人公の山岡士郎と海原雄山との和解の話が載っています。

ただ、和解のようではあるものの、まだわだかまりがあるかのように描かれており、今後の展開ではどうなるか、微妙なところもありそうですが。

そんなわけで、今回は和解に向けての話が中心になります。

ページ数も通常より多い250ページ程度掲載されているのも特徴です。

「美味しんぼ」のページ数で特徴的なのは山岡士郎と栗田ゆう子の結婚式を取り上げた47巻の300ページ近くのものがありますが、それに類似するかのように、この102巻も重要な位置づけとなっているのでしょう。

それにしても、今巻でも栗田ゆう子の悪女っぷりがいかんなく発揮され、見ていて心が痛む次第です。初期のころはちょっと頭の弱そうな感じで登場したのに、今では狡賢い女にしかなっておらず。

母は強し、とでもいったところでしょうか。

余談ではありますが、鶏鍋がおいしそうでした。

普通に鶏を鉄板の上で焼くようなのですが、タレにはポン酢、ゴマだれ、塩コショウを用い、焼くのも肝臓、砂肝、ハツ、皮、胸肉、もも肉、手羽先などを用いるようで。もちろん、野菜もしいたけや長ネギ、ししとうなど、好きな物を焼けば良いので、比較的気楽に作れるのではないでしょうか。焼き肉の鶏バージョンというわけです。

どちらかというと鶏焼という名称の方がわかりやすそうですが。