妄想少女オタク系 4巻(著:紺條夏生)
「妄想少女オタク系 4巻」(著:紺條夏生)を読みました。
過去にも何度か紹介済みの最新刊です。
今回は主人公たちがコミケのようなイベントに売る側として参加する話と、そこに参加した同じ学校の、自らでは腐女子ではないという人の登場。さらに、男二人のうちの片方の過去を中心に、話が展開していきます。
個人的にお気に入りのところは柔道部の同性愛者扱いな主将が主人公群の一人に対して応援するような発言をしたところと、それを影で聞いて待っているバスケ部のキャプテンでしょうか。
また、最後の方のヒロイン二人での言いあいなども、考えさせられるものがあります。
オタク的な話は徐々に薄まりつつありますが、これはこれで良いかんじかと。