人にはちょっと教えたくない儲けのネタ帳(著:岩波貴士)

「人にはちょっと教えたくない儲けのネタ帳」(著:岩波貴士)を読みました。

過去に実際に行われたさまざまな広告手法を中心に実例を挙げ、どうすべきかを語っている本となっています。

文章量もそれほど多くないため、また、行間も多く、テーマ毎に細かく題材を設定して分かれているため、比較的読みやすい本と言えるでしょう。

限定数をつけるとなぜ売れるのか、グレード商法、実質上の値上げなどのスーパーなどで行われている手法だけでなく、営業の際に役立つコツ、言葉によって異なる反応の変化、小さなアイデアで変わること、日々の暮らしで役立つテクニック、心理的なネタなどなど、さまざまなテーマを設けて情報を掲載しています。

すぐに役に立つものもあれば、自らの分野では役に立たないものもあるかと思います。しかし、こうした発想の転換があるのだと知っているだけでも、今後同様の、もしくは自らで考えていく上での助けになるのではないでしょうか。

文庫サイズでページ数も200ページ程度で、文章量も少なめなので、暇なときに気になる項目を摘んで読んでいくと良いかと思われます。