インフルエンザワクチンは打たないで!(著:母里啓子)
「インフルエンザワクチンは打たないで!」(著:母里啓子)を読みました。
実は1年前辺りに発売され、今年2月辺りに買ったはいいものの、今の今まで読んでいませんでした。ですが、冬到来ということもあり、また、新型インフルエンザの話を別の場所で聞いたこともあり、一読することに。
まず最初に、インフルエンザというのがどういうものかを紹介しています。そして、それに対してインフルエンザワクチンの有効性についての話があります。
結論から言うと、効果が無いのでやめましょう、とのこと。これは4つの分類に分け、なぜ打つべきでないのかを語っています。
さらに、打つことにより、副作用も起こるため、やめた方がよいと述べています。
現在のワクチンを打たねば、という風潮は、製薬会社とその惨状を見た旧厚生省による企みのようなもので、結局は何も知らない一般人に金を使わせる陰謀のようなものと思ってよいかと思われます。
では、どうやってインフルエンザを治すのか、という話ですが、インフルエンザ自体は単なる風邪なので、汗かいて寝ておけば治るとのことです。もし、特殊な状況が続いたら病院に行くことも必要としていますが、基本は栄養を採って寝れば治るとのこと。
逆に、病院に行くことで、弱った体に別の病気をもらって帰ってくることもありえますので、やめた方がよいでしょう。
次に、どうやって予防するのか、ですが、誰もがかかる可能性のある病気なんだから、あまり必要ないのではないでしょうか。ただ、受験とか、人生節目節目のイベントのときにかかっては困るというのもあるでしょう。そうしたときは、事前にインフルエンザにかかっておくという方法もありかと思います。
つまり、高校3年生なら、高校2年生の時に、病院に意味もなく行き、インフルエンザウイルスをもらい、インフルエンザになります。一度なってしまえば、インフルエンザに対する耐性ができるため、少なくとも翌年に大きなインフルエンザの症状は置きにいくようです。
聞かないワクチンに希望を持つよりかは、こうした方法もありなのではないでしょうか。ちなみに、これは私の考えた案ですので、こうしろと本には書かれていません。
他にもタミフルに関してはインフルエンザ脳症、新型インフルエンザ等、さまざまな関連事項について触れられています。
さて、ではどういった人がこの本を読むべきかですが、まず、子供を持つ親は読むべきでしょう。また、今後、受験等の人生の節目がある人も、できれば読んでおくと良いかと思われます。
なお、打つ打たない、効く効かないの最終的な判断は各自で行いましょう。amazon.co.jpの両極端なレビューも参考にしてみてはどうでしょうか。
コメント
匿名
まこなこはいつも見てますが、ここで書き込むのは初めてです。社長の言っていることが自分が伝聞で聞きかじったことからすると間違っている気がするので書かせてもらいます。
「汗をかいて寝る」というのは語弊があります。
白血球がウィルスを撃退する際に発熱・発汗するのであって、ただ汗をかくだけだと意味がないし、汗(水分)が蒸発する際には熱(体温)を奪うので病気が悪化する原因にもなります。
インフルエンザは風邪とは違う症状を起こすこともあり、甘く見てるとケガするどころか本気で命の危険があるので単なる風邪という見解は危険らしいです。かくいう自分も軽く見てますがw
真琴さんの解釈ではなく本に「単なる風邪」と書いてあるのであれば、情報と筆者への信憑性に疑問ありです。
> 病院に意味もなく行き、インフルエンザウイルスをもらい、インフルエンザになります。一度なってしまえば、インフルエンザに対する耐性ができるため、少なくとも翌年に大きなインフルエンザの症状は置きにいくようです。
予防接種ではワクチン(毒性を弱めたか死んでいるウィルス)を体内に注入して白血球にウィルスへの対抗策を学習させます。つまりは一度かかるのと同じです。
しかし、インフルエンザウィルスは微妙に変形したり、別の型(A・B・Cの3タイプあるらしい)のウィルスが来ることもあります。ちょっとでもウィルスの形(遺伝子情報)が違えば白血球は別の病気と判断するため対抗できません。
毎年インフルエンザ予防接種が行われるのはこの性質のためです。
そして予防接種の意味がないというのはこの性質のためとも。