おいしそうな女になってやる!(著:ナゴミ)
「おいしそうな女になってやる!」(著:ナゴミ)を読みました。
ダイエットに関するコミックエッセイです。
漫画形式だけでなく、レシピの掲載や、各章のまとめの1ページ文章などもあります。
タイトルからすると美人になるための本に思えるかもしれませんが、ダイエットに関する内容となっています。
さて、単なるコミックエッセイとして読み進めていたのですが、最後の最後になぜか涙。
まさか、この手の本で泣くことになるとは思いもしませんでした。
最後に、ダイエットを行う前の出来事を描いてあったのですが、洋服を買いに行ってもサイズが合わずに、断念し、そして布団の中で咽び泣く姿。
その後、ダイエットが成功し、夫と服を買いに。サイズの問題もなくしっかりと服を着れ、さらに夫がダイエットの成功のご褒美も兼ねてのアクセサリの購入。
何気ない、たぶん涙をさそうつもりもないような描写ではありますが、本人の悔しさと、そして夫の優しさのようなものが感じられ、涙腺が緩んでしまいました。
ダイエット本としてみると、他に良い本は多数あるとは思いますが、あまり複雑な知識にとらわれず、気楽に概観をつかめるという点でも役に立つかと思います。
著者は17キロやせたようです。ストレスをためることなくできたとのことですので、もし、ダイエットのやり方に悩んでいるのであれば、読んでみるのも良いかと思います。