バカの壁(著:養老孟司)

「バカの壁」(著:養老孟司)を読みました。

なぜ今さら、と言われても仕方のないところですが、何となく購入してしまい、読むことに。購入自体は1年前位ですので、かなりの間、寝かせていたことになります。

いまさら紹介するまでもない、多くの人に読まれた本です。419万部以上売れたそうです。

読んでみると、なぜそこまで多くの人が読むのか、かなり疑問ではありましたが、当時、政治家などが用いたこともあり、また、タイトルがキャッチーなところや、人とのコミュニケーションの問題に対する答えがあるのでは、という期待から売れたのでしょうか。よくわかりませんが。

書かれている内容は、バカの壁、というものに取り組んでいるというよりかは、すべてにおいて著者自身の考えをだらだらと述べて言ったような、そんな内容です。本の構成自体も、口述を元に編集者が組み立てた本なので、そうなってしまうのもしようがないのかもしれませんが。

逆に、これくらいだらだらとしている内容の方が、読み手としては読みやすいという捉え方もできます。

暇つぶし程度にはなたった一冊でした。