辣韮の皮 6巻(著:阿部川キネコ)
「辣韮の皮 萌えろ!杜の宮高校漫画研究部 6巻」(著:阿部川キネコ)を読みました。
久しぶりの新刊で、約2年ぶりだそうです。
あまりにも続巻が出なかったので、打ち切りにでもなったのかと心配していましたが、つつがなく、連載が続いていたようで、やっとのことで新刊の発売となったようです。
内容としては、オタクを題材にしたギャグ4コマ漫画で、ネタの中には古めのものもあったりと、やや年齢層が高い人向けといったところです。もちろん、若い人も理解できる部分はありますが。
舞台は漫画研究会なのですが、お約束でコミケに行ったり部員の一人がお嬢様で豪邸に住んでいたり、主人公には妹がいたり、売れっ子同人作家がいたり、コスプレイヤーがいたりと、まさに何でもありという感じです。
ですが、1巻から読み進めていくと、うまい具合にキャラクター付けもなされていて、有りがちではあるけれども、類似するものは少ない独特の漫画となっています。
読んだことのない人は、1巻から読みすすめてはどうかと思います。もちろん、読み手の対象としては、オタクにそれなりに理解がある人でないと辛いでしょうが。