常夜鍋がおいしい

「常夜鍋」を食べました。

というと、何か特殊な食べ物のように感じますが、単なる鍋料理です。

読み方は「じょうよなべ」「じょうやなべ」「とこやなべ」などと言うそうです。

料理方法は人それぞれですが、主に豚肉とほうれん草を使うのが一般的です。

ほうれん草は洗い、豚肉はしゃぶしゃぶ用や豚バラ薄切りなどを用います。

まずは鍋に水を入れ、沸騰させます。

そして、鍋にほうれん草と豚肉を入れ、取りざらにポン酢を入れ、煮えたら食べます。

たったこれだけです。

調理方法も簡単ですし、食べ方も簡単。そして、飽きがこないことから常に夜に食べてもおいしい鍋ということで、常夜鍋と言うそうです。

人によっては、調理酒を入れたり、しょうがを刻んだものを鍋に入れたりするようです。臭み取りといったところでしょうか。

また、鍋に昆布を入れて出しを取るなどもあるようです。

ですが、やはりいかに簡単に食べるかということを考えると、水のみでもいいような気がします。

ほうれん草も根の部分はバッサリ切ってしまうことで、根元の土の汚れを落とす手間を省けます。簡単に洗うだけで、あとは鍋に投入で完了です。

実は、鍋自体はよくやるものの、常夜鍋に関してはまったく手を付けていませんでした。その理由として、ほうれん草の根元問題があったのですが、遠慮せずに切り落とすことで全てが解決。

根元には栄養が詰まっていると言われているので、あまり好ましくない行為かもしれませんが、おいしく簡単に食べるということを考えると、切り落としても良いのではないでしょうか。

これでまた、レパートリーが増えました。