投資アドバイザー有利子(原作:幸田真音、漫画:こしのりょう)

「投資アドバイザー有利子」(原作:幸田真音、漫画:こしのりょう)を読みました。

全2巻で、すでに完結しています。

主人公の女性の名前でもある「有利子」は「ありこ」、原作者の「幸田真音」は「こうだまいん」と読みます。

証券会社で投資のアドバイスをしている有利子のまわりで起こるトラブルなどを有利子が解決していくような、そんなお話です。

金に絡む人間模様のようなものを窺えるのがポイントかと。

2巻に掲載されている外資系に勤める女性絡みの話が好みでありました。胸元見せられただけで会社の金をつぎ込んで投資し、一度失敗しても、胸を触らせたくらいで再び金をつぎ込み、会社を立ちいかない状況にしたバカ社長には情けなくなりますが。

結局は転落するわけですが、机を整理する時間を30分もあげるとかいうのは、なんという寛大なサービスなのかと。

投資などに興味があるのでしたら、一読しても良いかと。もっとも、投資の勉強本ではありませんので、物語として楽しむ程度ではありますが。