俺はまだ本気出してないだけ 3巻(著:青野春秋)

「俺はまだ本気出してないだけ 3巻」(著:青野春秋)を読みました。

過去に『1巻』『2巻』は紹介済みです。

42歳に急展開が訪れたかと思いきや、結局は元に戻るような感じで3巻が終了に。逆に、その周りに変化が訪れています。

今となっては、主人公より、その親友・・・なのかどうかはわかりませんが、会社を辞め、パン屋を目指す人の方に注目が集まります。

最初の話数の過去の自分と対峙するシーンではテレビ版「新世紀エヴァンゲリオン」の最終話のような展開にちょっとなごみつつ。

目上に対する態度のおかしい若者にビシッと注意するあたりは、格好良く感じます。

傍から見るとダメ人間のように感じますが、なんとなく愛着の持てる人物です。

タイトルに興味を惹かれた方は、一読してみてはどうでしょうか。