苺ましまろ 6巻(著:ばらスィー)

「苺ましまろ 6巻」(著:ばらスィー)を読みました。

小学生4人と、やや年齢高め1名の5人によって繰り広げられる日常の一幕が描かれています。

6巻は、ひっかきまわす役の子がほぼ全編でギャグを展開させているため、単なるギャグ漫画でしかありません。他の巻の時は、時折ちょっと良い話があったりもしたのですが。

ギャグ満載のため、ツボにはまれば堪能できる漫画です。逆に、ギャグのツボがわからない人ですと、単なる萌え漫画にしかなりませんので、その傾向に興味が無いのであれば、たいして楽しめないでしょう。

それにしても、著者のコピーの技がすばらしいと感じさせる、そういったシリーズです。同じ絵をそのまま別のところに使い、発言だけを変えたり、そのまま絵の部分を載せたりするようなことも多々あるのですが、それがうまく間を生み、嫌なコピーになっていないのはお見事といったところでしょうか。

発行ペースが遅いため、7巻がいつになるのかはわかりませんが、次巻が楽しみな作品の一つです。