俺の妹がこんなに可愛いわけがない(著:伏見つかさ)
「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」(著:伏見つかさ)を読みました。
俗に言うライトノベルの分類に入る書籍です。
なぜこの本を読むことになったかというと…。
単に勘違いして購入したからにほかなりません。
2008年12月辺りに、この2巻目がamazon.co.jpだか楽天だかのランキングで上位に顔を出しており、ならば購入してみようかと思ったのが始まりです。クリックした際には当然のごとく漫画作品だと思って届いてみたのを見てビックリ。小説だったわけです。
小説は「マリア様がみてる」シリーズ以外は基本的に読まない身なだけに、正直読む気すら起きませんでした。
ですが、先日酒に酔った勢いで「涼宮ハルヒの憂鬱」の1巻目を読んだこともあり、今回も酒の勢いで読み進めることに。
一言一句読むのはさすがに辛いので、というと著者に申し訳ないですが、そもそも小説を好まない身のため、斜め読みでペラペラとめくっていきました。
斜め読みで把握した点と言えば、ややネタばれになりますが、妹が18禁ゲームをするようなオタク属性があることと、主人公の男がエロ本を読むということ、オフ会のようなものに参加したようなことと、親父に怒られたこと、といったところでしょうか。
細かいネタばれは避けますが、ざっくり言うとこんな感じです。
妹が18禁ゲーム、という点がオタク心をくすぐる設定なのではないでしょうか。
世が世なら、アニメ化されて本も売れるといったような状況になるのでしょうが、折りからの不況でアニメ業界も縮小の嵐のなか、そうした状況になるのかは微妙なところです。
もしアニメ化され、一定のクオリティがあれば、それなりに売れそうな感じの内容ではあります。もっとも、アニメ化するにはまだ冊数自体が出ていないため、著者にとっての旨みは少ないような気もしますが。
それにしても、小説を「涼宮ハルヒの憂鬱」に続いて2日連続で読んだことに少々驚きがあります。お酒は偉大だと、しみじみ感じました。