スーパーの裏側(著:河岸宏和)
「スーパーの裏側」(著:河岸宏和)を読みました。
スーパーで起こる日付偽装や再加工、使いまわしなどの実態を告発し、また、どういったスーパーであれば比較的安心して利用できるのかなどを掲載している本です。
著者自身が食肉や卵の生産などに関わっており、その後、スーパーのチェック等も行っている人物のため、多方面からの知識が展開されています。
特に、卵に関しては必読と言える内容で、なぜ特売日にはあのように多数の卵が用意できるのか、卵の管理温度によるサルモネラ菌への影響など、直接人体にかかわるような内容も掲載されています。
日頃使っているスーパーを利用していて安全なのかどうかを知るためのチェックポイントも用意されているため、一読した後に地元のスーパーを覗きに行くと、新たな発見があるかもしれません。
日々食べるための食品を買う場なだけに、知っておいても損はないでしょう。スーパーを利用される人であれば、読むことをお薦めします。