イグアナの嫁 2巻 私が結婚できるとは(著:細川貂々)
「イグアナの嫁 2巻 私が結婚できるとは」(著:細川貂々)を読みました。
「ツレがうつになりまして。」などで有名になっている著者の最新刊になります。
ここのところ、子供が生まれた関係のコミックエッセイが多くなっていましたが、今回は結婚前と結婚後の子供が生まれる前までに関してのコミックエッセイになっています。
ただ、話の中にはイグアナが多々登場します。これは過去の本「イグアナの嫁」の続編という意味合いもあります。読んでないのでわかりませんが、このときもイグアナの話と本人たちの話を絡めた内容のようです。
自らのあまり好ましい考えでない姿もしっかりと描いており、結婚後の考えの行き違いなどによる悩みなどの姿も見て取れます。
面白いのが学生時代の話で、地方で長くて細い田んぼ道を通らなければならない時に、車で痴漢が現れるとのこと。車が止まるとたいていは下半身裸の男性が降りてくるという話は、都会でなかなか聞かない話なだけに面白いものがあります。
もっとも、本当にあったらそれはそれで怖いことですが。
そうした経験があったため、男性嫌いになってしまい、結婚自体、しない方向でいたものの急に結婚に至る経緯なども興味深いのではないでしょうか。
機会があれば前巻も読んでみたいと思います。