第1感 最初の2秒のなんとなくが正しい(著:マルコム・グラッドウェル、訳:沢田博、阿部尚美)
「第1感 最初の2秒のなんとなくが正しい」(著:マルコム・グラッドウェル、訳:沢田博、阿部尚美)を読みました。
過去に紹介した『天才! 成功する人々の法則(著:マルコム・グラッドウェル、訳:勝間和代)』『急に売れ始めるにはワケがある(著:マルコム・グラッドウェル、訳:高橋啓)』と同一の著者となっています。
第1感というと分かりにくいですが、直感力のようなものと思えばわかりやすいのではないでしょうか。
何かを見た時に、瞬時に判断するといったものです。
言葉などでは言い表すことはできないものの、なんとなく、その対象に対して思う考えが、ときとして正解となることもあります。また、逆にその判断により、大きなミスを犯すこともあります。
いくつもの事例を元に、なぜそのようなことが起こるのかを著者が探っている内容となります。
決して直感力がつくという自己啓発系の本ではないので、その点は注意が必要です。
中には仕事に取り入れることのできるようなものもあるかと思いますので、自らで何かを得ようと読むとよいのではないでしょうか。
余談ではありますが、先日紹介したコカコーラ絡みの本『ビジネスで失敗する人の10の法則(著:ドナルド・R・キーオ、訳:山岡洋一)』と同じく、コカコーラに関する話の載っており、より理解を深めることができました。
コメント
Vault住人P
直感が的中する時しない時は、普通あるんですけど……
知識と経験の中に無く
何時間考えても出せそうにない無垢な閃きが的中した時は
確かに、自分ってちっぽけじゃなくて、言い表せない何かに
支えられてるんだなって感じます。
よさそうな本ですねー。