最近読んだ漫画2009年7月11日
最近読んだ漫画の雑感です。
■黒執事 7巻(著:枢やな)
相変わらずの魅力的な絵柄で展開するストーリーに引き込まれます。
よくよく考えるとひどいことを、そしてひどい言葉を発しているわけですが、それすらも心地よく感じられることがあります。
醜い人がいうと、嫌悪感しか抱かないのかもしれませんが、そこは漫画ということで、綺麗な人が言うと、また違った受け止めができてしまうのが恐ろしいところです。
■逆転検事 1巻(脚本:黒田研二、著:前川かずお)
ニンテンドーDS用ソフトとしても発売された「逆転検事」のコミカライズ版です。ストーリーはゲームとは異なっており、単体として読んでも楽しめると思われます。
絵柄はゲームに近く、安心して読めるのもポイントでしょう。過去に「逆転裁判」のコミカライズも担当している著者ですので、心得たものがあります。
まだ登場キャラクター数が少ないため、今後、どのように他の主要キャラクターが出てくるか楽しみです。
■俺様ティーチャー 5巻(著:椿いづみ)
比較的脇役の活躍が目立った今巻。
目玉は成金のお嬢様の話になるのでしょうか。
この回の主役は、このお嬢様になるのでしょうが、ツンデレが好きな人であれば、男女問わず楽しめると思われます。
巻末の方には4コマ漫画が多々載っています。
基本は本題と関係が乏しいものの、舞台は同じようですので、話の広がりを楽しむという点では、よいかと思われます。
個人的には、普通の本編のキャラクターで4コマ漫画をやっても面白いのではと思いますが。
■いいんちょ。 2巻(著:秋風白雲)
学校の委員長をテーマにしているものの、この巻ではそういった絡みの話はなく、ただ単に女性が多い漫画になっています。
メガネ率が高いので、そっちを売りにした方がいいと思ったりもします。
一つだけ涙ぐめるシーンもあり。
先の「俺様ティーチャー」でもそうですが、お嬢様絡みの話はなぜか心温まります。
■エンジェルハート 30巻(著:北条司)
冴子の話が終わり、また新たなストーリーが展開します。
シティーハンターのおっかけのようなことをしている女性のお話となっています。
アラサーという今風の言葉も出てきます。
この巻だけでは完結していないため、次巻以降の展開に注目が集まります。