藤子・F・不二雄大全集 ドラえもん 2巻、エスパー魔美 1巻、キテレツ大百科 1巻
藤子・F・不二雄大全集の2ヶ月目が発売されました。
発売されたのは「ドラえもん 2巻」「エスパー魔美 1巻」「キテレツ大百科 1巻」です。
さっそく読むことに。
「エスパー魔美 1巻」は、今まで男が主人公の漫画を読んできたからか、ものすごく新鮮に映りました。
また、キャラクターも活発に動き回り、最近の下手な萌え漫画より、萌え要素があるように思えます。
父が画家で、娘の裸体をキャンパスに描くという設定もあり、このあたりもうまくキャラクターやストーリーの魅力を増す要因になっているように思えます。
続いて「キテレツ大百科 1巻」。
研究熱心な小学生が、自身の先祖が書いたとされる奇天烈大百科を父から貰い、そこに書かれているものを作っていくというお話。
よくよく考えてみると、大百科に描いてあるものを作っているだけなので、主人公はあまりすごくないのでは、などと思ったりします。
ですが、何かに熱中して打ち込む姿などは称賛に値するものでしょう。こうした姿勢は見習いたいものです。
「ドラえもん 2巻」は、1巻のころはやさしかった両親が、だんだんとしかることの多くなる巻のように感じます。テレビアニメで見ているドラえもんと近い雰囲気といえるでしょう。
この巻で、初めてドラミちゃんも出てきます。
こうしてまとめて読んでみると、確かに作品のすごさというものが伝わってきます。今読んでも十分堪能できるというのがすばらしいです。
機会があれば、どれか一作品だけでもいいので、読み進めてみることをお薦めします。
コミックでは未掲載の作品も載っていることが多いので、初めて見る回もあるのではないでしょうか。