辣韮の皮 7巻 最終巻(著:阿部川キネコ)
「辣韮の皮 7巻 最終巻」(著:阿部川キネコ)を読みました。
ついに最終巻になってしまったこの作品。単行本発売から7年以上、連載は9年していたことになります。
オタク絡みの古いネタから新しいネタまで、幅広く取り扱っていたのが印象的です。
あまりにも古いものなどは、ネタ元がわからなかったりするのですが、それもまた受け入れて読める人には楽しめる漫画だったと思います。
逆にネタがわからなすぎる人にとっては、まったく面白実にかけたのかもしれません。
この漫画に入っているネタをどれくらい知っているかどうかで、その人のオタク度というかオタク歴がわかるでしょう。
だからこそ、ユーザー層が限定的で最終的に終わらざるを得なくなったのでしょうか。そう考えると、残念に感じます。
オタクの現状を知るためにも役立ち、また、登場するキャラクター性等も味があっただけに、末長く続いてもらいたかった作品の一つです。