女のシゴト道(著:大田垣晴子)
「女のシゴト道」(著:大田垣晴子)を読みました。
大田垣晴子さんの食に関する本が面白かったため、同著者の他の本を探して買いました。
この本は、さまざまな仕事へのインタビューを元に、絵を交えて紹介しています。本人に言わせると画文というらしいです。
類似の本としては、過去に紹介した『マンガで読める職業カタログ お疲れさまです(著:吉川景都)』と同系統。同系統といっても、先に発売されたのはこちらです。
さまざまな仕事が掲載されていますが、漫画家や声優、アニメーターなどのオタク系のものもしっかり載っています。また、それらは実名で登場しているので、なおさら楽しく感じます。
漫画家は一条ゆかり氏、声優は勝生真沙子さん、アニメーターはスタジオジブリの方です。勝生真沙子さんは「美少女戦士セーラームーン」の海王みちる役や、ガンダム系であればレコアさんの声を当てている人です。
声優の話の中で、声優グループで居酒屋に飲みに行ったらうるさくて追い出された話が面白く感じます。声に張りがある人が集まると、傍から見ると確かに鬱陶しそうですね。
このほか、自分自身にもスポットを当てているのもポイントです。「マンガで読める職業カタログ お疲れさまです」を読んだ際に希望していたことを、すでに先にやっていたとは。さすが目の付けどころが違うと感心。
文庫サイズと読みやすいので、興味がある時に各職業をパラパラ読むとよいかと。