毎日がおひとりさま。(著:フカザワナオコ)
「毎日がおひとりさま。 ゆるゆる独身三十路ライフ」(著:フカザワナオコ)を読みました。
女性の一人暮らしを描いたコミックエッセイとなっています。
絵柄が過去何回も紹介している「たかぎなおこ」さんに似ているのが特徴です。
暮らしぶりも結構似ているようで、また自画像も似ていたりするので、人によっては同じ人物による本と思うかもしれません。
このほか、眼をぐるぐるにして描いている部分などは伊藤理佐さんの絵柄に似ているような気がします。
さて、内容ですが、グダグダな生活を送ってる著者の日々の出来事が中心となっています。
著述業のため、ほぼ家にいる生活のため、傍からみるとだらけた生活に感じるでしょう。特にアルコールを飲みつつ、仕事をしているかのような姿には、うらやましさのようなものも感じます。
お金もなく、のり弁で生活している中、ビールだけはしっかりと飲んでいるところに好感を覚えます。
日々の生活中心ですが、母親とのハワイ旅行や実家に帰った時の話などもあり。
極めつけは、一人ライフを満喫するために、やりたいことを書き記していたおひとりさま実行計画書シーン。
最初のところにひとり焼肉があり、そこだけみて思わず苦笑してしまいました。
現在、おひとりさま街道をまっしぐらの人であれば、あるあるネタとして、そうでない人は、こういった人も世の中に多くいるということを知る意味で役に立ちそうな本です。