もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら(著:岩崎夏海)

「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(著:岩崎夏海)を読みました。

amazon.co.jpの書籍ランキングで長いこと25位以内にちょくちょく顔を出しているこの本。ランキングを見ていて興味を持ち、まずは大元となっているドラッカーの「マネジメント」を読み進め。

そして読み終えたために、この本を読むことにしました。

小説仕立てで、ところどころに「マネジメント」を引用し、それからどうするかを考えていくという話です。

舞台は高校の野球部。そこにマネージャーとして入った「みなみちゃん」を主人公として話が進みます。決して某漫画の「南ちゃん」ではありません。

マネージャーとして何をすべきかと考えた時に本屋に行き、マネージャーについての本を探したときにたどり着いたのがドラッカーの「マネジメント」。高校の女子マネージャーとは一線を画する内容の本ではあるものの、それを読み進め、ところどころにあるポイントを受け取り、それを高校野球に活かせないかと考え、行動していきます。

友達や旧友、先生、そして野球部の人を巻き込みつつ、最終的に甲子園を目指して行動していきます。

「マネジメント」を読んでいない人は導入として、そして読んだ人は、再度思いなおすために、一読してみてはどうでしょうか。単体の小説としても楽しめます。