青春、手遅れ(著:益田ミリ)
「青春、手遅れ」(著:益田ミリ)を読みました。
エッセイとコミックエッセイとが合体したような本。
ページ数の比率はエッセイとコミックが2対1といったところです。
青春時代、とくに恋愛などの異性に絡んだ話が多くなっています。
一般的な視点の話も多いですが、そうでないものも時折あります。そうした考え、発言は、さすが長年エッセイを手掛けてきた益田ミリさんならではの着眼点といえるでしょう。
男性が女性を殴って、女性が目が覚めた、というようなシチュエーションのドラマに対して、薄気味悪いと言う、その姿が面白いです。
他の作品にも同様の構図でズバリというシーンがあるのですが、そうしたものとクロスさせてみるとなおさら楽しめるかと。