言えないコトバ(著:益田ミリ)

「言えないコトバ」(著:益田ミリ)を読みました。

エッセイとコミックエッセイとが合わさった本となります。

各テーマに対してエッセイとコミックが掲載されています。

テーマは言えない言葉。言うことで問題が発生する言葉や、単に言うことに抵抗がある言葉、あまり使う機会が無い言葉などを一つのテーマとして、その言葉に対する考えを述べています。

驚いたのが、アラフォーの星と思われていた益田ミリさんですが、彼氏がいたというくだり。しかも、同居生活を行っているようで...。

過去に発売してきた本の内容もあってか、独り身で彼氏などもいないものと思っていたため、驚きました。

本文中にも書いてありますが、周りもそう見ているのか、仕事関連は一人をテーマにした内容の依頼が多いとか。

面白かったのがプレゼンフィーに対する編集とのやりとり。誤解が喜劇になるのはこういうときなのかと。

一通り読むと、著者の言葉に対する感性のこまやかさがうかがえる一冊。他の同著者の本もそうなのですが、普通に暮らしていたら気にならない言葉に対しても疑問を持ったり、その言葉の相手に与える影響などを考えたり。

この感性はぜひに学びたいところ。