撮影禁止の理由
よく、施設などに行くと撮影禁止になっているところがあるかと思います。特に観光スポットの室内が該当すると思います。
昔はこれらを見て、ケチくさいと思っていましたが、最近は見方が変わってきました。
よく言われるのは、フラッシュを炊くことで作品が劣化するので、やめましょうということです。
また、撮影したものを公開されることで、現地で見てもらって収益を得るというビジネスモデルが成り立たないというのもあるかと思います。特に、こちらに対する反発は強弱は有れど多くの人が持っているのではないでしょうか。セコイぞ、という発想です。
ですが、これ以外にもあるのではと考えるようになりました。
それは、混雑時のトラブル防止の意味合いもかなりあるのではと。
たとえば、写真撮影をする際に気を使ってよけて通ろうものなら、それだけで道が狭くなり、人と人がぶつかる可能性が増えます。
また、集合写真のように複数人が特定の場所に居座って写真を取ろうとすると、そこでも人の流れが滞ります。
その場所が展示物のところであれば、展示物をゆっくり見ようとしている人にとってはかなりの迷惑になります。
最近のものであれば、著作権絡みの問題もあるというのは言うまでもありません。
このように考えていくと、昔思っていたセコイのではという考えは以下に浅はかだったと感じる次第です。
実際にどういった理由で写真撮影禁止なのかはわかりませんが、このように考えると素直に従うべきだと改めて思います。