ラーメンのつけ麺が嫌いでしたが...つけ麺の魅力など

ラーメンのつけ麺がどうにも好きになれませんでした。

やはり、麺とスープとの一体感を考えた時、器一つにすべてが収まっているのが好ましいという考え方が一つあります。

それ以上に、ややこしすぎてよくわからなかったという素直な気持ちもあり。

麺をどうやってたれにつけるのかや、具材はどうすればいいのか。そして何より、スープ割とかいうのがわざわざ店員に言ってやってもらわなければいけないという仕組みが、引きこもり的に辛いものがあり、今年までは一度も食べたことがありませんでした。

つけ麺がウリというお店に行っても、通常のラーメンを注文するくらい、徹底して避けてきました。

しかし、今年の夏になって初めて食べて、その考えが一新。

なかなかこれはこれでよいのかな、と。そう思うようになりました。

何が良いかと言うと、夏でも食べられるという点でしょうか。

夏だとさすがにアツアツのスープに入ったラーメンを食べるのは難しいこともあり、ラーメンそのものを敬遠することになっていましたが、つけ麺であれば、その暑さが乏しいため、気軽に夏でも食べられます。

また、スープ割も、面倒であれば頼まなくても良いということも知りました。夏にスープを飲み干すのは、汗の元となるので、これまた良くありませんが、堂々とスープを残して立ち去ることができます。

最後に、スープを飲まなくて済むため、比較的ダイエットにも良いのかな、と。これは麺の量がラーメンより多く設定されていることが多いため、一概に言えませんが、スープを飲まないことは体重を気にしている人にとってみて、喜ばしいことではないでしょうか。

こうしたこともあり、最近はつけ麺を良く食べるようになりました。

ただ、やはり今も多少の抵抗があり。

特に、ルールがよく分からないというのが問題のような気がします。

つけ麺は定型のルールを必ずお店に書いておくなど、つけ麺業界全体で工夫してもらいたいものです。

特に、スープ割はどうすればいいのかや、あつもりの可否などが、つけ麺を頼む時のネックになります。初めて入ったお店では、どうなっているのか仕組みを知ることから始めなければいけないため、抵抗感があります。

もうちょっと気楽にお店の情報を知ることができればと思います。