松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当(三重県 紀勢本線 松阪駅)
2011年の京王百貨店新宿店「元祖有名駅弁と全国うまいもの大会第46回」で購入した「松阪名物黒毛和牛モー太郎弁当」です。価格は1260円。
パッケージを取ると、不敵な牛の顔が現れます。
特徴は、松坂牛を使っていることもありますが、それだけでなく、蓋を開けたら音がなるという仕組み。曲は童謡 の「ふるさと」のメロディとなっています。
中には簡易な装置が入っており、そこに光が当たると音が鳴る仕組みです。
さて、肝心の駅弁ですが...。
ご飯の上に松坂牛を用いたお肉が乗っています。牛丼のような感じです。後は漬物等が少々。
お肉は程よい柔らかさと口の中に広がる味が堪能できます。冷めているお肉ですが、十分味を堪能できる。
ですが、ご飯(お米)がかなり残念なお味に。
輸送上の理由からなのかもしれませんが、味がぱさついており、うまみが一切感じられないものでした。
よくよく考えてみると、他の駅弁などは、ご飯そのものに味付けをして、多少ご飯の質が良くなくてもなんとか味でごまかしているように思えますが、この駅弁は白米のままのため、ご飯の味がダイレクトに感じられてしまい。
もう少し、お肉のたれをご飯に含ませるなどの工夫が必要なのでは、と思う次第。
お肉にコストがかかっているのか、メロディ装置にコストがかかっているのかは知りませんが、ご飯の方にも注力いただけたらと。
お肉が美味しかっただけに、全体としては残念な駅弁に感じました。