ステーキのレアは生焼けではない
「ステーキを焼くのに2度挑戦、2度とも失敗」で述べたように、ステーキをうまく焼けるようにと日々過ごしています。
コメントで「美味しんぼ」を見ろ、という指摘があったので、さっそく調べてみることに。
漫画3巻の「肉の旨味」で、ステーキを焼く話が出てきました。
大まかな話としては、有名なステーキ肉を作る牧場のお肉を扱っているお店でステーキを食べ、それがまずいということになり。牧場の主人が来て、自分が作ったステーキ肉がこんなにもまずく出されるのかと泣きだし、今後はここに肉を卸さないという話になりました。
最終的には肉をうまく焼けるようになり、今後も肉を卸してもらえるようになるというストーリーです。
その時に肉の焼き方を教える人の発言。
『ステーキのレアってのは普通のナマとは意味が違うんだぜ、火が充分に通ったナマのことなんだ。』
まさに、以前2回焼いた時の失敗がこの状況で。
中まで温かくなっていないため、食べていてもいまいち温かみが感じず、また、冷めるのも早くて食べ進めるとどんどんといまいちな感じになっていました。
しかも、ミディアムかミディアムレアを目指していたのにも関わらず、レアですらなかったというお粗末な状況。
この反省を元に、改めて安めのお肉で実験。100グラム1200円程度で120グラム程度のものを購入。安いと言っても国産の黒毛和牛の部位なので、オーストラリア産やアメリカ産などと比べてかなりお高めです。
肉のグラム数も少なめで、部位も適当なところのものですが、焼いてみることに。付け合わせにはナスの薄切りを焼いています。味付けはステーキもナスも塩コショウのみ。
今回は、中まで火が通って美味しくいただけました。
ただ、これはグラム数も少なく、厚みも無いため、焼きやすかっただけのように感じます。
いつか、200グラムのヒレステーキをミディアムレアで食べられるように焼きの実力をつけられればと。
なお、美味しんぼで書いてあった焼き方のコツは、両面を強火で焼いた後、一度フライパンを濡れ布巾で冷まし、その後はフライパンに蓋をして弱火でじっくりと中まで火を通す。
濡れ布巾の用意が面倒に感じますが、今後はしっかりと用意して、より厚い肉に挑戦していけたらと。