地震に対する感覚がマヒ
3月11日の東日本大震災の後の余震としては最大となるマグニチュード7.4の地震が4月7日23時32分に起こりました。
直下型ではないため単純比較はあまり意味がありませんが、このマグニチュードは阪神淡路大震災の7.3よりも大きい数字。
しかし、テレビなどを見ていると、このことに関するニュースはさほど取り上げられていません。
現時点では被害の確認がされていないからかもしれませんが。
逆に、先の大震災が大きすぎて、このマグニチュード7.4程度の地震は、さしてすごくないのではないか、という感じ方もあります。
本来なら大騒ぎするレベルのことが、そうでないと思えてしまう。
地震に対する感覚がマヒしてきたのかな、と。それくらい、先の大震災による影響が大きすぎた、といったところでしょうか。
余震の時には寝ていましたが、揺れを強く感じても、冷静にこの程度の揺れなら大丈夫だろうと寝続ける始末。単に眠かったというのもありますが、やはり前と比べて軽かったというのもあわてなかった理由の一つかと。
もちろん、震源地に近い場所ですと震度6強などと、冷静にいられるような状況ではないわけですが。
このような危機に対するある種の感覚のマヒが、今後のトラブルの際に正常に判断できなくなる可能性もあるので、やはりもうちょっと気を引き締めるべきでしょうか。迷います。